
彼らは 2020年には13作目となる新作『Longday Goodnight』(RBNCD-1320)をルビコンよりリリースし、その健在振りを見せつけたばかりだが、1988年のア ルバム『No Exit』から参加し今や完全にバンドの顔なっているヴォーカルのレイ・アルダーが、やはり伝説のアメリカン・エピック・メタル・バンド『ウォーロード』のオリジナ ル・メンバーで1989年の 『Perfect Symmetry』から参加し、2005年の"FWX"まで16年に渡って6枚のプログレッシヴなオリジナルアルバムを残すなど、バン ドのドラマーとして貢献したマーク・ゾンダーの誘いに乗って結成した期待のニューバンドが誕生した!バンドの名の -A ZはAlderのAとZonderのZという意味、そし てこのバンドが持つ、その音楽性の幅広さ「AからZまで」を表したダブル・ミーニングから来ている。
マーク自身、「我々はいわゆるプログレではなく、よりメロディック な、1回聴いたらすぐに反応できるような楽曲を意識した。大きなフックが最優先事項だ」、と語っており、その音楽性は FATS WARNINGのファンからすれば、 少し驚きなのではなかろうか。
そして「これはアルバム1枚をリリースして終わる単発のプロジェクトでは無く、今後何枚もアルバムをリリースしていくパーマネントな バンドである」とも公言している。
彼ら2人以外のメンバーも強力で、ベースは後期WARLORDでマークと強固なリズム隊を組み、スティーヴ・ヴァイとも長年に渡 ってプレイしてきたテクニシャン、フィリップ・バイノー。
ギターはLOIN MUSICから多数のソロ作を出し地元では" "RUSH のトリビュート・バンドもやっているオ ランダ人のヨープ・ウォルターズ。
キーボードはギターのヨープと共に彼自身のバンド " "LALU でも活動するフランス人のヴィヴィアン・ラルーが務める。音楽性は 殆どの曲が5分以内のコンパクトで多彩性を意識し、レイのヴォーカルが冴えわたり、それでいて、テクニカルで深遠な楽曲が並ぶ。
レイ自身も「既に 30年間以上も プログレッシヴメタルを歌ってきたので、これまでと違う事をやるチャンスだと思っている」と語る通り、歌メロ重視、そしてメンバーの内 2人がヨーロッパ出身なだけあ って、欧州の湿り気を感じさせる佳曲が目白押しだ。
FATS WARNINGやWARLORDのファンだけでは無く、RUSH、DREAM THEATERや DGM、そしてCIRCUS MAXIMUS、更にメロハー寄りのメタル・ファンにも是非お勧めしたい内容だ。
アルバムのミックス、マスタリングは多くの作品に関わ る実力者、シモーネ・ムラローニ(DGM)!そして特徴的なアルバム・カバーはRUSHを始め ,FATES WARNING DREAM THEATER等、多くの作品 を制作してきた奇才、ヒュー・サイムが担当!
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